誰にも知られずに、変わっていく
2026.09.28
頑張る姿は、見せたくない
「頑張っている姿は、あまり人に見せたくないんです」
ある受講者の方が
そんなふうにおっしゃったことがあります。
一生懸命バレエに取り組んでいることも
姿勢のためにトレーニングをしていることも
周りにはあまり話していない、と。
でも
変わりたい気持ちは、確かにある。
いつの間にか
「なんだかきれいになったね」
「姿勢が良くなったね」
と、周りが自然に気づいてくれる。
そんなふうになれたら、というお話でした。
これは、少し意外な感覚のようで
実はとても自然なことなのかもしれません。
頑張っている過程を見せることは
時に気恥ずかしいものです。
うまくいかなかった時に
「やっぱりダメだった」と思われるのが怖い。
だから
静かに
こっそりと
自分のペースで取り組みたい。
その奥にある、「比べたくない」気持ち
そしてもう一つ
その奥にあるのは
「誰かと比べられたくない」
という気持ちなのかもしれません。
バレエは
美しさを扱う習い事だからこそ
どうしても他人と
比べてしまいやすいものです。
周りの方の上達ぶりや
しなやかな身体を見て
自分と比べて苦しくなってしまう。
そんなお話を伺うこともあります。
けれど
本当に見るべきものは
他人でも
過去の誰かでもなく
今の自分自身なのだと思います。
比べなくていい場所
パーソナルレッスンという形は
まさにそうした気持ちに
寄り添える場所です。
誰かと比べられることもなく
頑張っている姿を見られることもなく。
ただ自分と向き合う時間の中で
少しずつ、身体が変わっていく。
そしてある日
周りの誰かが
「あれ、なんだか変わったね」
と気づいてくれる。
頑張った過程は
誰かに見せるためのものではなく
自分自身のためのもの。
比べる相手も
他人ではなく
昨日までの自分。
その結果だけが
静かに
でも確かに現れていく。
それでいいのだと思います。
一日一回、自分の身体を思い出す。
その積み重ねは
誰かに見せる必要はありません。
誰かと比べる必要もありません。
気づいた時に
あなた自身が一番、変化を感じられるように。
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10月のレッスンスケジュール&お知らせ
2026.09.27
全ての教室での
マスク着用は個人の判断でお願いします
月曜日 10/5、12、19、26
(10/12は祝日のため、レッスン時間変更有)
火曜日 10/6、13、20、27
(10/6は『床の上でのバレエ』クラス開催、ポアントレッスンは無し)
木曜日 10/1、8、15、22、29
(10/29日は11月分のレッスン)
金曜日 10/2、9、16、23、30
(10/30は11月分のレッスン)
土曜日 10/3、10、17、24、31
▶ちょっと先のお知らせ
第17回発表会の日程が決まりました。
2027年8月27日(金)
緑文化小劇場にて開催いたします。
まずは日程だけ先にお知らせいたします。
なお、11月15日のコミセンまつりの出演時間につきましては、
現在、主催者様の方で調整中とのことです。
詳細が決まり次第、あらためてお知らせいたします。
朝晩涼しくなってきましたので
体調を崩されませんようお気をつけください。
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【バレエ用語】パ・ド・カトルとは
2026.09.27
パ・ド・カトル (Pas de quatre)
直訳すると、フランス語で 「4人のステップ」
バレエにおいては
演劇的なストーリー進行から一時的に離れ
「選ばれたダンサーたちが
純粋なクラシック技法と
美しいアンサンブルを披露する
独立したダンスナンバー」
を指します。
『眠れる森の美女』(宝石の踊り)
『白鳥の湖』(小さな4羽の白鳥の踊り)
『パ・ド・カトル』(プーニー曲)
『フローラの目覚め』
などなど
演出家や振付家の意図によって
踊る人数が変わる場合もあります
(『眠れる森の美女』の宝石の踊りなど)
ひとまとまりの形式
男女比率関係なく
グラン・パ・ド・ドゥのように
概ね形式が決まっています
1. アントレ (Entrée)
4人が音楽に合わせて舞台へ登場
2. アダージオ (Adagio)
4人全員で踊る、ゆっくりとした美しいパート
3~6. それぞれのヴァリエーション
各自のソロ、もしくは2人で踊る場合も
7. コーダ (Coda)
終結部
再び4人が舞台に集まり、アップテンポな曲に乗せて踊るフィナーレ
『白鳥の湖』(小さな4羽の白鳥の踊り)は1曲だけ。
4人のダンサーが
両手をクロスさせて手をつないだまま
一糸乱れぬステップを踏み続けます。
『パ・ド・カトル』(プーニー曲)
『フローラの目覚め』などは
4人の役柄
キャラクターが明確に確立されており
ただ純粋に
クラシック技法と美しいアンサンブルを
披露するだけでなく
作品の中で
その役を演じていくことが大切になってきます。
バレエの言葉をひとつ知るだけで
舞台の見え方が少し変わることがあります
これからも
踊る方にも
観るのが好きな方にも
楽しんでいただけるような
「バレエの言葉」をご紹介していきます
知ると、バレエがもっと面白くなる。
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【おうちバレエ習慣】vol.17 バレエの“形”を覚えていませんか?
2026.09.23
おうちバレエ習慣 vol.17
ありさ先生のレッスンノート
バレエ用語は、フランス語を由来としているものがたくさんあります。
私たち日本人にとっては、普段使わない言葉なので、いつの間にか、
「プリエ」
「タンジュ」
「エシャッペ」
「アラベスク」
というバレエの言葉として、そのまま覚えてしまいがちです。
でも、その一つひとつには、ちゃんと意味があります。
だから私は、子どもたちにも大人の方にも、
「この言葉って、どういう意味?」
と聞きながらレッスンをしています。
バレエの“形”を覚えていませんか?
レッスンを続けていると、
「プリエはこうする」
「タンジュはこの形」
「アラベスクはこのポーズ」
と、少しずつ形を覚えていきます。
それはもちろん大切なこと。
でも、ときどき考えてみてほしいのです。
バレエの“形”を覚えていませんか?
エシャッペって、どういう意味?
私は、子どもたちにも
バレエ用語の日本語の意味をよく聞きます。
「エシャッペって、どういう意味だったかな?」
すると、
「逃げる!」
「そうだね。」
「じゃあ、自分の脚で鬼ごっこしようかな。」
「お首はキリンさんで、高く逃げるよ。」
こんなふうに、言葉から身体の動きをイメージしていきます。
エシャッペを、「5番から2番になる動き」と形だけで覚えるのではなく、
「逃げる」
という言葉から、
「どうやって逃げよう?」
「どこへ逃げよう?」
「身体をどう使おう?」
と考えてみる。
すると
同じエシャッペでも
身体の中に少し違う感覚が生まれてきます。
バレエ用語は、動きを表している
バレエ用語には
動作や状態を表している言葉がたくさんあります。
だから私は、小さな子どもたちにも、
「タンジュって、日本語では何だった?」
と聞きながらレッスンをします。
これは、バレエ用語のテストをしているわけではありません。
これから自分が何をしようとしているのか。
それを理解してから、身体を動かしてほしいからです。
「形」から「動き」へ
バレエを習っていると
どうしても
「先生がやった形を覚える」ことに
一生懸命になりやすい。
でも
バレエは写真のように
形を作って終わるものではありません。
その形になるまでにも動きがあり
その形の中にも動きがあり
そこから次の動きへつながっていきます。
だから、「これは、どんな動きなんだろう?」と考えてみる。
言葉の意味を知って、
その言葉が表していることを考えて、
自分の身体でイメージしてみる。
そして、実際に動いてみる。
そうすると、
「覚えた形」から、
「自分で動かすバレエ」へ。
少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
バレエは、形を覚えるだけではありません。
これから自分は、何をしようとしているのか。
そこから、踊りが始まります。
今日も、一日一回、
自分の身体を思い出してみませんか。
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【BalletLabo栄養学】仕事からレッスンに直行!何を食べておく?前編
2026.09.22
<仕事からレッスンへ直行!何を食べておく?・前編>
仕事が終わったら
そのままレッスンへ。
そんな日は
夕食を食べる時間も
なかなかありませんよね。
「お昼ごはんから何も食べていないけれど
このまま踊って大丈夫かな?」
「食べるとお腹が重くなりそう……」
仕事とレッスンの間の食事は
意外と悩むところ…
ここで少し補給しておくことは
レッスンで身体を動かすための大切な準備。
ポイントは
たくさん食べることではなく
レッスンで使うエネルギーを無理なく補っておくことです。
《仕事が終わってからレッスンへ向かうまで》
お昼ごはんから時間が空いて
仕事が終わる頃にはお腹が空いているかも!
これからレッスンで身体を動かすなら
仕事をしている間に使ったエネルギーを
レッスン前に少し補っておくことが大切です。
「仕事が終わってから
レッスンまで何も食べなくても大丈夫」
ではなく
レッスンへ向かうまでの時間も
踊る身体を準備する大切な時間!
そんなふうに考えてみましょう。
《身体の状態|昼食から時間があく状態》
仕事中も身体はエネルギーを使っている!
昼食から時間が経っていると
レッスンを始める頃には
エネルギーが不足していることも…
特に夕方になると
「なんだか力が出ない」
「集中できない」
「レッスン前から疲れている」
と感じることもあります!
ここで大切なのは
レッスン直前にたくさん食べることではなく
レッスンで使うエネルギーを
あらかじめ補っておくことです。
《必要な栄養》
この時間帯に
まず意識したいのは
糖質+少量のたんぱく質。
糖質は
レッスンで身体を動かすための
エネルギー源になり
たんぱく質は
身体づくりに欠かせない栄養素です!
ただし、レッスン直前に
脂質の多いものや
ボリュームのある食事を摂ると
消化に時間がかかり
踊るときに負担になることがあります。
そのため
「しっかり食べる」より
「必要なものを軽く補う」
という考え方を!
栄養士・フードコーディネーターの資格を持ち
自身もバレエ経験者である asumi が
大人バレリーナに向けて
「踊り続けるための栄養と暮らし」を綴るシリーズです
このシリーズでは
✔ 食材別の栄養と調理の工夫
✔ 疲れにくい身体づくり
✔ 年齢を重ねた大人のバレエとの向き合い方
など、レッスンだけでは補えない部分を
“日常の食と習慣”からサポートしています
asumiプロフィール
|栄養士・フードコーディネーター・バレエ経験者
5歳よりクラシックバレエを始め、
松原扶佐子氏、水谷訓子氏に師事
『くるみ割り人形』全幕をはじめ、
『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ショピニアーナ』
『スケートをする人々』など、数多くの古典作品・創作作品に出演
幼少期より食物アレルギー(大豆・小麦・卵)を経験し、
大学では栄養学を学び、栄養士・フードコーディネーター資格を取得
現在は、
・健康的な身体づくり
・トレーニング中の栄養サポート
・発表会・コンクール前後の身体づくりとリカバリー
など、バレリーナの身体と栄養の関係に関心を持ち、学びを深めている。
BalletLabo栄養学では、
バレエ経験者としての視点と、栄養の専門知識をもとに、
大人バレリーナが「食べて、美しく、踊り続ける」ためのヒントを発信中。
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