瀬間亜理砂バレエ教室のブログ

③発表会に関わること

バレエ教室の最大のイベントでもある発表会!

バレエ教室を選ぶポイントの1つでもあります。

 

 

 

 

・発表会に出演したいか、出演したくないか

・出演するならどんな発表会に出演したいか

・発表会にどのくらいお金と時間をかけられるか

 

バレエを習い始める前にご自分の気持ちの中でこの3点をはっきりさせて、それに合うバレエ教室を選ばないと後悔してしまうかもしれません。

 

 

*発表会に出演する・しない

バレエ教室によって年1回、2年に1回、発表会の他に地域のイベントに出演するなどミニステージがある・・・など様々です。

 

カルチャーセンターなどはバレエ教室独自の発表会は行っていない場合もあります。

 

大きなバレエ教室では発表会のリハーサルは通常のレッスンとは別で行うところもあり、そういう場合は発表会を開催している教室でも発表会に出演しなくても良い場合がありますが、

 

個人経営の小規模なバレエ教室では、通常のレッスン時間も発表会の練習を兼ねていくので、

・全員参加

・自由参加であるが、発表会まではお休みしてくださいと言われる

・自由参加で、発表会まで発表会に出演する生徒と同じように振付のレッスンを受ける

このどれかにあてはまります。

 

ある程度年齢が上で状況が理解できる場合は良いですが、小さなお子様の場合、自由参加でご家庭の理由により発表会に出ない場合の状況が理解できずに、悲しい思いをしてしまうことがあります。

 

バレエは好きなのになぜ、お休みしなくてはいけないのか

 

みんなと同じように一生懸命レッスンしているのに、発表会直前になり自分だけ可愛い衣裳を着ることができない

 

・・・なかには悲しくて悲しくて泣き出してしまう子もいるそうです。

お母様は「家で子供に言い聞かせていますので大丈夫です」と言われますが、お子様は教室の中で大変悲しい思いをされています。

 

ご家族の方針で発表会に出演しないのなら、発表会を開催していない教室を選んでください。

 

カルチャーセンターやスポーツジムのバレエ教室でも、発表会を開催しているところもありますので、最初にきちんと確認することをお勧めします。

 

あと、発表会は開催している教室でも、大人のクラスでレッスンされている方は参加できない教室もあるようですので、入会する前に必ず確認することをお勧めします。

 

 

*出演するならどんな発表会に出演したいか

発表会といっても様々です。

 

・コンサート形式で、グループもしくはソロで曲に合わせて踊るだけの発表会

地域の公民館などで行う小さなバレエ教室や、大きなホールで開催していてもカルチャーセンターなどの発表会などはクラス単位で1曲の出演という場合が多いです。

 

舞台装置はなく、照明も簡潔なので、観た印象は質素、同じような踊りばかり・・・という感じです。

 

一度に踊る人数が多すぎて、お子様を見つけられなかったりもしますが、その分、気軽に出演できるかもしれません。(出演する本人は一生懸命レッスンしなくてはいけませんが)

 

 

・バレエ小作品、物語、バレエの古典作品(『白鳥の湖』『くるみ割り人形』など)を上演している発表会

バレエは総合芸術ですので、こちらの発表会が本来のバレエの発表会です。

 

舞台装置、照明、衣裳、音響・・・全てプロが創り上げていきますので、ある程度の大きさのホールでないと開催できません。その分見応えはあります。

 

ご自分やお子様がどのような発表会に出演したいかによって選ぶ教室も変わってきます。

 

 

*発表会にどのくらいお金と時間をかけられるか

どのような発表会に出演したいかと関わってきますが、発表会にかかる経費を出演者で負担して発表会は成立するので、質素な発表会なら発表会全体の費用は少なくなります。

 

そして、発表会に出演する人数が多ければ一人当たりの負担金額は少なくなります。

 

年齢が上がってきて発表会で踊る曲数が増えたり、少人数で踊ったり、男性と組んで踊ったりで負担金額の割合を変えている教室が多いと思います。

 

 

バレエの作品を上演している発表会に出演する場合最低10万円~15万円くらいはかかります。

配役によってはもっとかかります。

 

発表会の経費内容は

会場費、会場の付属設備使用料、舞台監督費、舞台セット・照明・音響などのレンタル費、発表会用の音楽製作費・音楽に関する著作権料、衣裳代(オーダーメイドかレンタルで随分変わってきます・クリーニング代)、リハーサルのためのスタジオレンタル代、チラシ・プログラム製作費、宣伝費、写真・DVDなど撮影料、スタッフの人件費、スタッフのお弁当・お茶代、ゲストがいる場合ゲストへのギャラ・・・

 

これだけで相当な金額になります。発表会の費用のほとんどがこれに消えていきます。

 

そこに先生の演出・振付・指導料、上記の様々な手配にかかる時間と打合せなどの金額を加味できる場合は大きなバレエ教室だと思います。

 

お一人お一人の金額としては発表会に10万円~15万円って結構な金額だと思いますが、実際にこれだけかかります。

 

 

そして時間・・・

通常のレッスンの他に発表会用のリハーサルが週に1、2回増えます。

 

発表会でみんなで踊るということはみんなで揃ってリハーサルをして並び順を綺麗にしたり、動きをそろえたり、レベルも同じように上達していって欲しいです。

 

誰か一人お休みすると他の人に迷惑が掛かってしまいます。

リハーサルは全部参加する意識が必要です。

 

衣裳合わせ、照明合わせ、衣裳・小道具などつけてのリハーサル、本番前の舞台での場当たり、舞台リハーサル、舞台稽古

 

これらの手順を踏んで発表会本番になります。

どれもがバレエ教室内部のリハーサルではありません。

舞台に関わる外部のスタッフとのリハーサルですので、勿論主演者全員必要です。

 

 

外部のスタッフが関係するリハーサルは事前に日にちの提示があると思いますので、その日も必ず参加する意識が必要です。

 

 

発表会は金額的にも時間的にも大変な事だと思います。

ですが、

 

発表会に出演することで人は大きく上達します。

 

色々な人と関わりをを持つことで人間的にも成長しますし、自分を舞台の上で表現することで感性も豊かになります。

発表会という期限があることでバレエのレベルも確実に進歩します。

 

 

バレエはスポーツではなく芸術です。

表現することに最終目的があります。

その最終目的のために体幹を鍛え、日々地道な基礎レッスンの反復練習をしています。

 

その最終目的が発表会なのです。

 

 

 

 

②レッスン料、体験レッスンについて

 

 

沢山あるバレエ教室・・・

バレエを習う目的に合わせてバレエ教室を選ぶわけですが、レッスン料の支払いかたが色々あって迷われる場合があるのではないでしょうか?

 

*入会してバレエ教室に所属するorオープンクラス

まず始めにどのような生徒になるかです。

お子様の場合(特に年齢の低い小学生や幼児)は、ほぼ100%入会してバレエ教室に所属します。

入会金を支払い、毎月月謝制でレッスンを受講します。カルチャーセンターやスポーツジムなどもそうですね。

(月謝制のお話はあとでもう少し詳しくお話しますが・・・)

 

大人の方や学生の方でもある程度のレベルに達した方の場合、オープンクラスでレッスンを受講できる教室もあります。

オープンクラスというのは、どなたでもレッスンできるクラスのこと、レッスンを受講したいときにレッスン料を支払って受講するのです。

 

基本的にオープンクラスは大人になってからバレエを始める方、子どもの頃バレエを習っていたが暫く休んでいて大人になってからバレエを再開される方など大人(大学生もかな・・・)の人が受講するクラスです。教室によってはレベル分けされていますが、ブランクのある経験者の方が初級クラスを受講されたりしていますが、ご本人の目的により好きなクラスを受講できます。

また、プロやセミプロの方のためにあるオープンクラスもありますので、オープンクラスならどのクラスも受講できるわけではありません。事前にどのようなレベルのクラスか確認されると良いでしょう。

 

*月謝制とチケット制、ビジター料金

次にレッスン料の支払いかたです。

お子様の場合はバレエ教室に所属していらっしゃいますので、入会金を支払い毎月月謝制で支払います。

 

月謝制というシステムは、月に一定額を支払って週に〇回、もしくは月〇回受講します。

1回ずつレッスン料を支払って受講するより割安に設定されているところが多いです。週1回の月謝より、週2回の月謝の方が更に割安に設定されていることもあります。

 

「1ヶ月〇回レッスンを受講しますのでよろしくお願いします」、と前月の月末か当月の月初めに支払うケースが多いです。今月何回レッスンするか先に決めるから割安でレッスンできるのです。航空券なども早くに申し込むから早割で安く購入できますよね。

 

お休みなどで月謝の支払う期日までに支払いできない場合は、その旨を教室の先生やカルチャーセンターでしたら事務の方にお話して事前にご相談されると良いでしょう。期日を過ぎてから「今月はお休みします」とか「今月は回数を少なくします」とかは受け付けてもらえません。航空券も搭乗日過ぎてから払い戻しはしてもらえませんよね。

 

月謝は受講する曜日などを指定する場合が多いですが、教室によっては、都合でレッスンを受講できない場合に振替ができなかったりします。
当教室の場合は、生徒の都合でお休みをした場合、当月中なら振替できるようにしています。

 

バレエは地道な反復練習によりレベルが上がっていきますので、コンスタントにレッスンを続けていくことが大切です。ですので子どもや学生の所属の生徒は月謝でレッスンを受講するのです。

 

チケット制というシステムは、〇枚綴り(カードに回数が記入されている場合もあります)のチケットをあらかじめ購入し、レッスン毎にチケットを渡してレッスンを受講します。

オープンクラスのレッスンに多いですが、所属の場合もチケットを併用している教室もあるようです。月謝と同様に1回ずつレッスン料を支払うより割安に設定されているところが多いです。

 

ただし、有効期限を設けているところもありますので、購入したチケットを使いきれるかどうかしっかり考えて購入してください。

月謝制もチケット制も事前にレッスン料を支払うことでお得にレッスンが受講できるようになっていますが、レッスンに通い続けるか迷っていたり、忙しくて先の予定が頻繁に変わってしまう方などはビジターという1回のレッスン料金を支払い受講します。体験レッスンもビジターに当てはまります。

 

*体験レッスンについて

バレエ教室を選ぶ最大のポイントは体験レッスンだと思います。体験レッスンまでの流れと注意点についてお話します。

1.体験レッスンしてみたいバレエ教室を選ぶ

2.体験レッスンを受講できる曜日と時間を調べる

3.その教室に尋ねる

・体験レッスンができるか、体験レッスンの料金

・体験レッスンの時の服装、持ち物

・体験レッスンに申し込む・・・受講する人の名前、年齢、連絡先(お子様の場合は保護者の名前と連絡先)

 

服装は『動きやすい服装で』と言われることが多いです。動きやすいといっても、動きやすければどんな服装でも良いわけではありません。

ダボダボの上着にダボダボのパンツやスカートではレッスンは出来ません。Tシャツとスパッツなど身体にある程度フィットする服が良いでしょう。生徒はレオタードにタイツでレッスンしています。レッスンしているうちに熱くなってきますので、冬でも薄着に脱げるように考えて選ぶと良いでしょう。

 

靴下も必要です。

バレエは踊っていて滑らないようにバレエマットを床に敷いている教室が多いです。裸足ですと、床に引っかかって怪我してしまう場合もありますし、足の脂が床につき床が滑りやすくなってしまいます。靴下を持参しましょう。

 

ヘアースタイルは、できる限りアップにまとめましょう。髪が短い場合はゴムで縛ったりヘアーバンドやヘアピンなどで押さえてバラバラにならないようにします。

バレエはまず、真っ直ぐ立つことが大切です。首筋がどれくらい伸びているかが姿勢に影響してきます。

 

4.体験レッスン当日

・レッスン時間より少し早めに到着し、体験レッスン受講者であることを伝え、手続きをして着替える

・体験レッスンを受講する

小さいお子様の場合、保護者の方から離れてレッスンの輪に入り楽しそうなら大丈夫です。最初からレッスンについていける人間はいません。レッスンを受けている時のお子様の表情や他の生徒さんの表情などを観察されるとお子様がその教室に合うかどうかが感じられると思います。

小さなお子様は2教室ほどの体験レッスンで決められるのが良いと思います。あまり沢山の教室のレッスンを受けるとお子様は混乱します。

大人の方やある程度大きい学生の方は色々体験レッスン受けるのも良いと思います。一度入会してレッスンを始めてしまうと変わっていくのも大変なことです。

・レッスンの前後に先生から教室の理念など考え方を聞く、

月謝などの料金、発表会の有無や参加条件と費用などもきちんと聞いておくことが必要です。発表会はあるが大人の方の参加は出来ないなどの場合もあります。お子様はレッスン着などが指定されている場合があります。

・レッスンが終わったら、即決しないで、家に帰ってもう一度よく考えて決めましょう。お子様の場合はご家族でよく話し合いましょう。

 

*補足・・・

お子様の場合、入会してその教室の所属になってレッスンを受講します。

どうしても教室の雰囲気に馴染めない、とか

家族の都合で今の教室には通えなくなる、とか

目的が変わったのでバレエ教室を変えたい・・・など、様々な理由でバレエ教室を変わるのは自由です。

 

ただし、同時に違う教室に通うことは、ほとんどがタブーとされていますので、もし見つかるとどの教室も受け入れてくれない事もあり得ます。

体験レッスンで「他の教室で習っているので初心者では無いです」とおっしゃる保護者の方には、私も

「今現在通っていらっしゃるお教室を退会してからいらしてくださいね」とはっきり申し上げます。

 

姉妹校や先生同士に繋がりがある場合は、どちらかに所属してどちらかはオープンクラスで受講など考慮される場合がありますので、所属の先生とよくご相談なさってください。勝手な行動は新しい教室の先生にも迷惑がかかる場合があります。

 

 

①ご自分にあったバレエ教室の選び方 その2

 

≪バレエを習い始める前に知っておきたいこと 

 ①ご自分にあったバレエ教室の選び方 その2≫

その1では、

*バレエを習うメリットやデメリット

*バレエを習う目的

についてお話しました。

 

今回は・・・

*バレエ教室の種類

バレエ教室とひとまとめになっていますが、教室の形態は様々です。

ご自分の、もしくはお子様のバレエを習う目的と合わせて教室選びのポイントになってきます。

 

・カルチャーセンター

色々な講座がある中のひとつにバレエの講座をやっていらっしゃいます。

バレエを始めるきっかけには良いでしょう。・・・私も子供の頃はそうでした。

 

趣味で通っていらっしゃる方がほとんどです。受講料も抑えているところが多いので気軽に通えると思います。

基本的に3ヶ月や半年のサイクルでの受講という形をとっていますので、受講料も3ヶ月分一括で前払い・・・となりますし、受講期間の途中では入会できない場合もあります。

 

他の講座と同じスタジオでレッスンをしますので、バーや鏡はあっても床がバレエ用になっていないところが多いです。

 

バレエはバレエマット(リノリウムともいわれる滑り止めのマット)を敷いてレッスンします。発表会の時にも劇場の舞台の床にバレエマットを敷き詰めます。

滑り止めの他に床から受ける衝撃のクッションの役割もあります。

 

あと、カルチャーセンターは発表会をしていないところもありますし、発表会を開催しているカルチャーセンターも他の講座との合同発表会になるケースがほとんどですので、クラス単位で1曲踊る程度になります。

 

受講料を何ヶ月分も一括でお支払いするということは、入会してレッスンを始めてみてご自分に合わないと思っても、受講料分はレッスンしないともったいないですよね。

事前に色々なレッスンを見学してクラスや先生の雰囲気、発表会をどんな感じで開催しているのかなど確認する必要があります。

 

・個人運営のバレエ教室

〇〇バレエ教室、〇〇バレエスタジオなど、個人運営・家族運営・共同運営している小規模なバレエ教室です。

当教室もここです。私一人で運営しています。

 

長年踊っていたダンサーが現役を引退して・・・

現役で踊りながら・・・

海外でバレエ教師の資格を取得した先生が・・・

 (※日本にはバレエ教師の公的な資格がありません)

 

先生のバレエに対する考え方や指導方針などが強く出ますので、ご自分の目的やバレエとの関わり方がピッタリとあった先生に出会えると良いですね。

 

発表会は年1回だったり、2年に1回だったり、年1回の発表会の他にミニステージがある・・・など教室によって様々です。発表会も全員参加か希望者だけかも教室の考え方によります。

発表会にかかる費用も、発表会の内容や会場の規模、出演者のレベルによっても違いますので一概には言えませんが、100,000円くらいからだと思います。・・・発表会の事は長くなりますので別にお話したいと思います。

 

事前に先生や教室の考え方をレッスンを見学したり、ホームページやSNSの投稿などを見て検討されると良いと思います。

 

・バレエ団付属のバレエ教室

プロのバレエダンサーを目指す子どもを育成する目的が強い教室です。

世界の歴史のあるバレエ団(国立、なかには私立の場合もありますが…)にはだいたい付属のバレエ学校があり、卒業してバレエ団に就職していきます。

直属のバレエ団にはごく少数しか就職できませんので、直属のバレエ団に就職できない生徒たちはその他のバレエ団に就職活動するのです。

 

日本には新国立劇場バレエ団が国立でありますが、海外のバレエ学校のような子どもから入学できる付属のバレエ学校はありません。

 

各地にある私立のバレエ団の付属バレエ教室はたくさんあります。バレエ団によって踊りの雰囲気が違いますので、いいなと思うバレエ団の付属の教室があり、そこで頑張ってレッスンしていたら将来、そのバレエ団の一員になって舞台に立てる日が来るかもしれません。

 

バレエ団の現役ダンサーを間近に観る機会があったり、子役として舞台に起用してもらえる可能性もあります。

付属のバレエ教室の発表会でもとても規模が大きいと思います。

 

私も小学5年生からバレエ団の付属研究所に入り、準団員を経て団員なり、バレエ団の様々な公演に出演してきました。ロシアの先生の指導を受けたり、クラシックバレエの古典作品の全幕上演に出演したり、クラシックバレエだけでなくコンテンポラリーダンスの作品に出演する機会があったり・・・と本当に色々な経験をさせていただき、バレエ団団員時代は私にとって大切な宝物です。

 

・スポーツジムのバレエクラス

最近はバレエクラスを持っているスポーツジムが増えてきました。

 

バレエを習うというよりは、色々なスポーツを楽しみたい中でバレエも経験してみる!という方には良いと思います。

発表会は期待しない方が良いかもしれません。

 

 

・選び方のポイント

バレエ教室に限らず、一度入ってしまうと環境の変化がない限りなかなか教室は変えにくいですよね。

先生によって指導の仕方が違いますので(最終的な到達点は同じなのですが、表現の仕方は人それぞれなので・・・)、バレエ初心者の方やお子様は頭の中が混乱してしまいます。

 

ですので、教室選びは大変重要です。

 

まず、

バレエを習う目的をはっきりさせ、

通いやすいか、

経済的な負担はどのくらいまで大丈夫か、

 

見学したり、体験レッスンしたりして検討に検討を重ね、納得した形で決めてください。

 

*見学の時のポイント

・基礎をしっかりと指導しているか

・先生はどんな教え方をしているのか

・先生の人柄

・習う本人が習いたいと感じたか

・レッスンを受講している方々の表情や雰囲気

・受講している方々が挨拶など人間としての基本的なことができているか

・ご自分の受講するクラスだけでなく、他のレベルのクラスもできれば見学してみる

 

割り切ってバレエの技術だけ習う!というわけでは無いと思いますので、ご自分やお子様にあったバレエ教室を探してください。

 

①ご自分にあったバレエ教室の選び方 その1

 

 

こんにちは、新しいホームページが出来上がりましたので、これから『バレエのレッスン疑問点』ブログはこちらで書いていきたいと思います。

以前、アメブロで書いていたno.1~no.33*体幹*バーレッスンの流れ は順次お引越ししてきますので、まだ読んでいない方は楽しみにしていてくださいね。

 

ホームページも新しくなったこともあり、今回からテーマが変わります。

 

≪バレエを習い始める前に知っておきたいこと

 ①ご自分にあったバレエ教室の選び方 その1≫

バレエ教室って本当にたくさんありますね。

当バレエ教室もたくさんあるバレエ教室の中の一つです。

 

たくさんありすぎて、バレエを知らない方にとっては、何を基準に教室を選んだらよいのか迷ってしまうと思います。

お知り合いでバレエ経験者の方がいらっしゃれば色々相談にのってくださると思いますが、ご相談されるお知り合いがいないとか、他の人の意見も聞いてみたいという場合、ちょっと読んでみてください。

 

まずは、

*バレエを習うメリット

バレエを習うメリットは「綺麗な衣裳を着て踊る」だけではありません。

他にも様々なメリットがあります。

 

・姿勢が良くなる

人間は人それぞれお顔が違うように、骨格も筋肉の質も人それぞれ違います。

そして日々の身体の使い方の癖で姿勢が歪んでいってしまう方が多いです。

骨格が歪み、そのままで固まった筋肉が本来の機能を発揮できなくなってしまうため、必要な筋力も低下して正しい姿勢が維持できなくなってしまいます。

 

バレエは体幹でも骨に近い深層筋(インナーマッスル)を使って動きますので、骨格の歪みも本来の正しい場所に戻していくことができます。

 

体幹を使って身体の軸を強くしてくので、ゆらゆらしない、優雅な動きやポール・ド・ブラ(腕の動かし方)を覚えることで品の良い所作が身についたりします。

 

・スタイルが良くなる

バレエのレッスンは体幹の深層筋を鍛え強い軸を作り、表面の筋肉は柔らかく伸びやかに使います。

 

深層筋で骨格の並び方を本来の正しい場所に並べ、表面の筋肉で伸びやかに頭の先まで引き上げることができれば、姿勢も良くなり、脚も真っ直ぐになり、骨盤の位置も高くなりますので脚が長く見えるようになります。

 

ただし、深層筋を使えるようになるためには地道なトレーニングが必要となりますので、間違ったレッスンを続けていると、真逆の姿勢が悪くなり、膝も曲り、脚も本来の長さよりも短く見えてしまい、最悪怪我に繋がってしまいます。

 

・バランス感覚が良くなる

バレエのレッスンは、トレーニングやバーレッスンで身体の基礎作りをして、センターレッスンでつま先になったり、回転したりジャンプしたり、空間を使って動いていくレッスンをします。

 

空間を認識して、体幹でコントロールしながら踊るのでバランス感覚が良くなります。

バランス感覚が養われると、転びにくくなりますし、転んでも怪我をしにくくなります。

 

・集中力が養われる

踊りの順番を覚える、先生の注意をしっかり聞いて注意されたことを気を付けながらレッスンするため集中力が養われます。

ある脳科学者の方がTV番組の中で、頭が良くなる習い事でダンスを紹介されていたそうです。

ダンスは脳の瞬発力に大きく影響を与えるそうで、頭を切り替える力が強くなるそうです。

ダンスは音楽に合わせて動いたり止まったりしますね。スタートとストップが頻繁に繰り返されることが脳の瞬発力を鍛えてくれるため、勉強の方にも良い影響が出てくると思います。

 

・体力がつく

バレエをきちんとレッスンしていけば、バレエに必要な筋肉がついてきます。

 

そして、バレエでは下半身でリズムを刻み、上半身でメロディを奏でると言われています。

上半身が優雅に動いていても、下半身、骨盤から下はずっと使い続けている(たとえポーズで止まっていても、身体の中では下腹と足裏を働き続けている)ので、とても体力を使います。

 

バレエのレッスンを続けているうちに体力もつき、身体が強くなってきます。

 

・目標が達成されたときの充実感

レッスンで出来なかったことが出来るようになった時、発表会で綺麗な衣裳を着てメイクして照明を浴びてお客様の前で踊ることが出来た時、色々な場面でご自分が成長していることを実感でき、それまで努力してきた事を振り返って充実した達成感を味わうことが出来ます。

 

このようにバレエのレッスンでのメリットはとてもたくさんありますし、バレエだけのメリットというわけでは無く、人生においてのメリットといえるのではないでしょうか?

 

特にお子様はしっかりとした大人に育つために、バレエのレベルだけではなく、人間性にも大きく関わってくると思います。

 

*メリットがあればデメリットもあります

・上手になるまでに時間がかかる

一つの事を習得しようとするには大変時間がかかるものです。

1~2年レッスンをして、「うちの子はバレエに向いていないみたいですが・・・」とご相談されることがありますが、バレエは基礎をきちんと身体に覚え込ませ、心身の発達とともに花開いていく芸術です。

 

上手になったと言われるまで長い道のりが必要です。

 

・費用がかかる

習い事はどれも費用がかかります。どのような習い事でも入会金、月謝は必要です。

バレエは特に発表会にかかる費用が高いと思われる方が多いと思います。

 

発表会の費用の内訳は会場代、舞台製作費、舞台スタッフの人件費、演出・振付・指導料、衣裳代、バレエ用品やメイク代、などなど。

出演者の人数や会場の規模などによって価格は全然違います。

発表会にどのくらい費用が必要か事前に調べておくと良いと思います。

 

・お子様の場合保護者の方の時間的負担かかかる

お子様が一人で通っていける範囲のお教室でしたら良いのですが、保護者の方の送り迎えが必要な場所の場合、レッスンの回数を増やせばそれだけ送迎時間が増えますし、発表会前などはどこのお教室もリハーサル量が多くなりますので送迎時間や衣裳の手直しなど、通常のレッスンではかからない負担も生じます。

 

バレエのメリット、デメリットを踏まえて、バレエ教室を選んでいくことになるのですが、バレエを習う目的が、

 

・本格的にレッスンをしていく

・習い事の一つとして今後の人生に役立たせる

どちらを目的とするかで選ぶ教室も変わっていきます。

*本格的にレッスンしていく

・・・言葉通り、プロを目指していくということです。

しかし、この教室に入ったから絶対にプロになれると保証されたわけではありません。

バレエは地道な基礎レッスンや、トレーニングの反復練習によって身体をつくり上げていくので、本人の志と努力が伴わないとプロにはなれません。

 

そして、やはりプロとなるにはそれなりのスタイルも必要となりますので、身体的条件が良くなければ難しいです。

 

外国の大きなバレエ学校は一流のプロを育てる為のものですので、入学試験に骨格審査もありますし、近い親族で太っている人がいないかとか、年齢が上がっていってこの生徒はプロになるのは難しいと判断されれば退学ということにもなります。

これは意地悪ではなく、その生徒の将来を思って、バレエでプロになれなければ違うプロになることを考えなくてはいけません。

違う道に進むなら少しでも早い方が良いという考えからです。

 

バレエに限らず、プロになるということはそれだけシビアな世界です。

 

プロというのはバレエダンサーとしてお給料をもらえる人です。

日本の多くのバレエダンサーはバレエを踊ってお給料をいただいているのではなく、所属バレエ団の付属研究所などのクラスの指導をしてその指導料がお給料になっています。

日本でプロのバレエダンサーとしてやっていけるバレエ団はごくごく僅かです。

現在は、海外のバレエ団で活躍しているバレエダンサーも多くなりましたね。

 

そして、日本では公的なバレエ学校があるわけではないので、プロになる為には、有名なコンクールに出場したり、海外のバレエ学校に留学したりして実績を作っていかないと大変難しいです。

 

*習い事の一つとして今後の人生に役立たせる

多くの方はこちらの目的でバレエを習うと思います。

その中でも更に目標は分かれると思います。バレエのメリットでご紹介したことがここにあげられると思いますが、

・踊ることが大好き

・綺麗な衣裳を着て踊りたい

・姿勢が良くなりたい、スタイルが良くなりたい

・身体の使い方をきちんとマスターしたい

・・・などなど

 

大切なのは、目的に応じた教室選びですが、教室ごとに雰囲気や方針が異なりますので、「楽しい」「通いたい」「頑張っていける」と思う教室を選ぶことがポイントです。

 

現実には、立地条件、経済的なこともありますので、教室を決める前には色々な教室を見学したり、体験レッスンなど受講したり、直接先生とお話してみたりして比較して検討してください。

 

次回はバレエ教室の種類や選ぶポイント、バレエを習い始める年齢などお話したいと思います。

 

バーレッスンの流れ ⑬リンバリング、ストレッチ その2~バレエのレッスン疑問点no.32

こんにちは

愛知県名古屋市にある瀬間亜理砂バレエ教室です

 

バレエの基本中の基本なんだけど、基本すぎて今更人に聞けないような疑問って、結構お持ちなのではないでしょうか?

バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、もうバレエは随分習っている方にも、お悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

 

《バーレッスンの流れ ⑬リンバリング、ストレッチ その2》

前回は

リンバリングとストレッチの違いをお話し、

手で脚を持ってリンバリングする場合

を解説しました。

 

バーレッスンの流れ ⑬リンバリング、ストレッチ その1

(バレエのレッスン疑問点→no.31 リンバリング、ストレッチ その1)

 

今回は、

バーに脚を乗せてリンバリングする場合です。

 

バーに脚を乗せてリンバリングする場合も

勿論、体幹を使って行います。

 

バーに脚を乗せていなくても、

引き上げられた強い軸の上に

きちんと乗ったバランスで

脚が上がっている状態

・・・を確認しながら行ってください。

 

⑬リンバリング

バーに向かって真っ直ぐに立ち、

両手をバーの上に乗せ、

右足前の5番ポジション。

 

足裏のアーチ構造を使って

床を真っ直ぐ押して立ち、

内腿の一番上・体幹を使って

骨格アライメントに沿って

頭の先まで真っ直ぐ伸びます。

 

体幹を使って上半身を徹底的に引き上げ、

股関節に動く余裕を持たせ

可能な限りアンデオールします。

 

右足を横へデヴェロッペします。

 

横に伸ばし切ったところで、

バーの上に脚を乗せます。

 

この時、

骨盤が歪まないように注意します。

 

バーに乗せた脚は、

頑張って上げていなくても良くなるので、

前腿の力を抜き、

下腹をえぐり上げ上半身を引き上げ、

股関節の隙間を広げ、

しっかりとアン・デオールして

脚を股関節から抜き出すように

引き伸ばし続けることを意識します。

 

上げている脚の

ハムストリングス

(・・・坐骨の下から膝の後ろまでの腿の裏側の筋肉)

をストレッチしていることも意識して、

股関節の周りの筋肉を縮めて固まらないように注意します。

 

股関節の隙間を広げ、

しっかりアン・デオール

 ↑

これが出来ていないと、

バーに乗せた脚に骨盤がついていってしまい、

骨盤が歪み、片方のお尻が上がってしまいます。

 

骨盤が歪むということは、

骨格アライメントが崩れ、

身体中の関節や筋肉が

十分に機能を発揮できる状態ではなくなるので、

余分な部分に力が入り、

必要ではない筋肉が発達してしまい、

怪我に繋がってしまう場合もあります。

 

もう一つ大切なこと、

 

股関節のアン・デオールは

しっかりできていても、

バーに乗せた脚を

引き伸ばすことだけ頑張ってしまい、

軸足が上げた脚に

連れていかれた状態になってしまっても、

骨格アライメントが崩れてしまいます。

 

下腹をえぐり上げ、

足裏で床を押し、

頭の先までしっかりと引き上げ、

軸足の上に真っ直ぐに乗った

ONバランスでいられるように注意します。

 

更に下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

軸足をドゥミ・プリエします。

 

プリエすると、

見た目には下に下がっていくので、

床に向かって押したり、

のめり込んでしまう方を見かけますが、

意識を変えましょう!

 

指裏で床を押し、

足裏アーチから上に引き伸ばしていくイメージを持ってください。

 

プリエは膝を曲げるのではなく、

足裏と頭の先で、上下に

引き伸ばし続けているのを止めずに、

内腿を左右に引き伸ばすから、

膝が曲った状態になり

(自分で膝を曲げていく意識はしない)、

 

下腹で更に上へ引き上げるから、

膝が伸びた状態になる

(自分で膝を伸ばしていく意識はしない)。

 

更に下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

左手をバーから離しアン・ナヴァン

そのままアームス2番ポジションに動かし、

アロンジェを通りアン・オーに動かします。

 

もう一度、

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

バーに乗せた脚の方へ

カンブレしていきます。

左手はアン・オーに引き上げ続けています。

 

横に丸く曲がっていくのではなく、

骨盤から上の背骨の間隔を、

1つずつ引き離し、

両脇を横へ引き伸ばしていくイメージです。

 

更に遠くに

引き伸ばしていく意識を持ちながら、

真っ直ぐに戻っていきます。

 

左手はアン・オーのままで、

上体が真っ直ぐになったら、

アームス2番ポジションへ動かし、

アロンジェからアン・ナヴァンまで動かし、

バーの上に乗せます。

 

戻っていくと書きましたが、

カンブレする前より、

背が高くなったイメージが出来るようにします。

 

アン・オーから

アームス2番ポジションに動かすときも、

更に背が高くなるイメージを持つようにします。

 

続いて、

反対方向にも同様にカンブレします。

 

次は、バーに乗せている脚が、

前 になるように身体の向きを変えます。

 

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

軸足をルルベして、身体の向きを変えて、

ア・テールにおります。

 

大変難しく、

バーに上げた脚の骨盤が、

上げた脚に対して

真っ直ぐに向けるように意識してください。

 

本当に下腹で骨盤を引き上げて、

股関節を広げるように隙間を開けていかないと

出来ません。

 

前も注意しなくてはいけない事は

横と同様です。

 

カンブレは前と後ろになります。

 

最後に後ろです。

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

軸足をルルベして、身体の向きを変えて、

ア・テールにおります。

 

一度、横方向になったことを確認してから、

後ろ方向に向きを変えると良いでしょう。

 

バーに乗せている脚は、

いつも股関節を広げて

しっかりアン・デオールをし続けることをイメージしていてください。

 

カンブレは前と後ろになります。

 

後ろのカンブレは

後ろに反るイメージではなく、

上体を上に引き上げて、

胸を上に押し上げるイメージです。

 

無理すると腰を痛めますので、

身体の使い方を意識してカンブレしてください。

 

最後は

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして

後ろでバーに乗せている脚を

更にアン・デオールしてバーから離し、

下腹をえぐり上げ、骨盤を真っ直ぐに立て、

背中を頭の先に引き上げるようにして

真っ直ぐに立てることで

脚が床に触ったとイメージしながら動かし

5番ポジションにします。

 

リンバリングは体幹使って行いますが、

バレエでは床で行うストレッチも

実は体幹を使っていなければ、

身体に負担をかけてしまい、

怪我に繋がってしまいます。

 

次回、詳しく解説いたしますが・・・

開脚して横にストレッチをする時に、

横に上げた脚をバーに乗せて、

横にカンブレする時と

同じ意識を持ちながら、

ストレッチしてみてください。

 

次回はバーレッスンの最後に

床を使ってストレッチすることをお話します。