【バレエ用語】パ・ド・トロワとは
2026.09.20
パ・ド・トロワ (Pas de trois)
直訳すると、フランス語で 「3人のステップ」
バレエにおいては
物語の進行や芝居
大人数での群舞から一度離れ
「選ばれた3人のダンサーが
それぞれの高い技術や
息の合ったコンビネーション(パートナーシップ)を
純粋に披露するための独立したダンスナンバー」
を指します。
『白鳥の湖』 (第1幕 王子の友人たちの踊り)
『海と真珠』
『パキータ』
『人形の精』
『海賊』(オダリスク)
『ラ・バヤデール』(影の王国)
などなど
女性と男性で踊る場合と
女性だけで踊る場合があります
男性と女性で踊る場合は
女性を交互にサポートしたり
リフトしたり
左右対称のフォーメーションが見せ場となります
女性だけで踊る場合は
3人揃って踊るパートや
各自のテクニック
それぞれの個性の違いを楽しむ構成になっています
ひとまとまりの形式
男女比率関係なく
グラン・パ・ド・ドゥのように
概ね形式が決まっています
1. アントレ (Entrée)
3人が音楽に合わせて舞台へ登場
2. アダージオ (Adagio)
3人全員で踊る、ゆっくりとした美しいパート
3~5. それぞれのヴァリエーション
各自のソロ、もしくは同性二人で踊る場合も
5. コーダ (Coda)
終結部
再び3人が舞台に集まり、アップテンポな曲に乗せて踊るフィナーレ
パ・ド・ドゥは
男女で踊られることを指しますが
それ以外の人数の場合は
男女比率関係なく
パ・ド・トロワ
パ・ド・カトル・・・
と呼びます
バレエの言葉をひとつ知るだけで
舞台の見え方が少し変わることがあります
これからも
踊る方にも
観るのが好きな方にも
楽しんでいただけるような
「バレエの言葉」をご紹介していきます
知ると、バレエがもっと面白くなる。
瀬間亜理砂バレエ教室では
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【おうちバレエ習慣】vol.16 ポーズに入ったところで、終わっちゃわないで。
2026.09.17
おうちバレエ習慣 vol.16
ありさ先生のレッスンノート
シュスやアラベスクなど
ポーズに入るとき。
私はよく、
「そこで終わっちゃわないで。」
と声をかけます。
せっかくきれいにポーズに入れたのに
「立てた!」
「できた!」
と思った瞬間に
身体の動きが止まってしまうことがあるからです。
バランスを取ることに、一生懸命にならないで
バランスがスッと取れる場所は
もちろん自分で探してほしい。
足裏で床を感じながら、
「ここなら身体が無理なく立てる」
という場所を
自分の身体で見つけていきます。
でも
その場所を見つけたら
バランスを取ることに一生懸命にならないで。
「倒れないように」と身体を固めたり
息を止めたりすると
そこで動きが終わってしまいます。
ポーズに入ってから、もう一度伸びる
シュスにスッと立てたら、
「首を長くして。」
そして、
「息を吐いて。」
そこから、
「スーッと伸び続けて。」
アラベスクも同じです。
アームスから身体を引き伸ばして
ポーズに入る。
でも
そこで終わりではありません。
ポーズに入ったところから
さらに身体を長くしていく。
バランスを「保つ」のではなく
バランスの中でも身体を使い続ける。
そうすると
ポーズは止まった形ではなくなります。
バレエは、ポーズの中にも動きがある
レッスンでは、
「もっと高く」
「もっと長く」
「首を長く」
「息を吐いて」
と、ポーズの中でも声をかけます。
それは
ポーズをきれいに見せるためだけではありません。
次の動きへつながる身体でいてほしいから。
一つのポーズが完成したら終わりではなく
そこからまた
次の動きが始まります。
だから、
「できた!」と思ったところで、終わらない。
スッとバランスが取れる場所を見つけたら
首を長くして、
息を吐いて、
身体をスーッと伸ばし続ける。
その中で、次の動きを感じてみてください。
動きと動きの間も、バレエ。
今日も、一日一回、
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【BalletLabo栄養学】レッスンがある日の朝ごはん、何を食べる?後編
2026.09.16
<レッスンがある日の朝ごはん、何を食べる?・後編>
前編では
レッスンの準備は朝から始まっていること
そして朝ごはんでは「糖質+たんぱく質」を意識することについてお話ししました。
では、実際の朝ごはんでは、どんなものを選べばいいのでしょう?
ここからは
忙しい朝でも取り入れやすい食べ方や
コンビニで選ぶときの組み合わせをご紹介します
《おすすめの食べ方》
「朝から完璧」を目指さない!
たとえば
ご飯+納豆+卵+お味噌汁
これだけでも
糖質とたんぱく質を一緒に摂れる
洋食なら
トースト+ヨーグルト+ゆで卵+果物
でも良い
「朝からそんなに食べられません!」
そんな日は
バナナ+ヨーグルトや
小さなおにぎり+豆乳
などからでもOK
「理想の朝食を全部食べる」より
何も食べないを少し変えてみるところから
《コンビニならこれ!》
おにぎり+ゆで卵+ヨーグルト
または
サンドイッチ+牛乳や豆乳+果物
など
選ぶ時の合言葉は
「主食だけになっていないかな?」
おにぎりだけなら
卵やヨーグルトをプラス
パンだけなら
牛乳や豆乳をプラス!
一品増やすだけでも変わる
コンビニで
「栄養バランスのいいものを選ばなきゃ!」と
難しく考えるより
糖質+たんぱく質になっているかな?
と考える方がずっと簡単に!
《asumi’sアドバイス》
朝から完璧な食事じゃなくて大丈夫
「今日はレッスンの日だから、いつもより一品プラスしてみようかな」
それだけでも十分!
朝ごはんも
今日のレッスンを楽しむための小さな準備
無理なくできることから始めてみよう♪
《今日からできること♪》
朝食にたんぱく質を一品プラスしてみる!
栄養士・フードコーディネーターの資格を持ち
自身もバレエ経験者である asumi が
大人バレリーナに向けて
「踊り続けるための栄養と暮らし」を綴るシリーズです
このシリーズでは
✔ 食材別の栄養と調理の工夫
✔ 疲れにくい身体づくり
✔ 年齢を重ねた大人のバレエとの向き合い方
など、レッスンだけでは補えない部分を
“日常の食と習慣”からサポートしています
asumiプロフィール
|栄養士・フードコーディネーター・バレエ経験者
5歳よりクラシックバレエを始め、
松原扶佐子氏、水谷訓子氏に師事
『くるみ割り人形』全幕をはじめ、
『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ショピニアーナ』
『スケートをする人々』など、数多くの古典作品・創作作品に出演
幼少期より食物アレルギー(大豆・小麦・卵)を経験し、
大学では栄養学を学び、栄養士・フードコーディネーター資格を取得
現在は、
・健康的な身体づくり
・トレーニング中の栄養サポート
・発表会・コンクール前後の身体づくりとリカバリー
など、バレリーナの身体と栄養の関係に関心を持ち、学びを深めている。
BalletLabo栄養学では、
バレエ経験者としての視点と、栄養の専門知識をもとに、
大人バレリーナが「食べて、美しく、踊り続ける」ためのヒントを発信中。
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一日一回、自分の身体を思い出してみましょう。
こんな歳の重ね方をしたい
2026.09.14
Instagramのリールなど
SNSで見ていると
50代、60代、70代の女性が
レッスンや、舞台の様子を
投稿されているのをよく見かけます。
もちろん
それもとても素敵です。
でも
それ以上に目に留まるのは
おしゃれをしてお友達とランチに行った。
アフタヌーンティーを楽しんでいる。
美術館へ出かけている。
そんな何気ない日常の一コマです。
とても楽しそうで
どこか誇らしそうな…
その笑顔を見ると
こんな歳の重ね方をしたいな
と思うのです。
バレエを続けている方には
そういう表情や佇まいが多いような気がします。
それは
舞台で踊ることや、技術の成果だけでなく
日常をどう楽しむか
自分自身とどう向き合うか
そのものが姿勢や表情に
にじみ出ているからかもしれません。
美しく年齢を重ねるということは
特別な瞬間だけでなく
日常のどんな一コマも
自分らしく楽しめること
なのだと思います。
そんな歳の重ね方を
レッスンを通して一緒に探していけたら嬉しいです。
今日も一日一回
自分の身体を思い出してみませんか。
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【バレエ用語】パ・ド・ドゥとは
2026.09.13
パ・ド・ドゥ (Pas de deux)
直訳すると、フランス語で 「2人のステップ」
バレエにおいては
単に男女2人が同じ場面で踊っている
ということではなく
「他の要素(群舞や芝居など)から独立し
男女2人のダンスの技量や
パートナーシップを見せるために作られた
ひと塊のダンスナンバー」
を指します。
『ロミオとジュリエット』(バルコニーのパ・ド・ドゥ)
『ジゼル』(第2幕のパ・ド・ドゥ)
『眠れる森の美女』(第2幕の幻想のパ・ド・ドゥ)
などなど
大きなひとまとまりの形式
パ・ド・ドゥのうち
厳格な4つの構成を持つ大形式のことを
グラン・パ・ド・ドゥ
(Grand Pas de deux)
といいます
クラシック・バレエの確立期
(マリウス・プティパら)に
形式化されたもので
基本的に次の順序で踊られます
1. アントレ (Entrée)
2人が登場する導入部
2. アダージオ (Adagio)
ゆっくりとしたテンポの踊り
男性が女性を支えるリフトやバランスが多く含まれます
3. 男性ヴァリエーション
男性ソロ
4. 女性ヴァリエーション
女性ソロ
それぞれが高度なテクニック(回転や跳躍など)を披露します
5. コーダ (Coda)
終結部
2人で再び一緒に早いテンポで華やかに踊り、最高潮でフィナーレを迎えます
『白鳥の湖』(第3幕 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ)
『くるみ割り人形』(第2幕 金平糖の精と王子のグラン・パ・ド・ドゥ)
『海賊』よりメドーラとアリのグラン・パ・ド・ドゥ
さらに大きなひとまとまりの形式
グラン・パ・ド・ドゥを
さらにスケールアップさせ
群舞やソリストの見せ場も
ドッキングさせた豪華版を
グラン・パ(Grand Pas)
といいます
グラン・パとグラン・パ・ド・ドゥの最大の違いは
踊る人数の規模
どちらも
アントレ、アダージョ、ヴァリエーション、コーダ
という厳格な構成(形式)を
持つことには変わりありませんが
主役の2人だけで完結するか
大勢で豪華に踊るかという違いがあります
1. アントレ(全員)
主役、ソリスト、群舞が次々と華やかに登場する
2. グラン・アダージョ(主役+群舞など)
主役2人がゆっくり踊る周りで、群舞が美しい隊列を作って花を添える
3. ヴァリエーション(各自のソロ)
主役2人だけでなく、周りのソリストたちも順番にそれぞれのソロを踊る
4. コーダ(全員)
全員が次々にハイレベルな技を披露し、最後は舞台全体でフィナーレを迎える
『ドン・キホーテ』第3幕、結婚の場
『パキータ』の結婚の場
『ラ・バヤデール』の「影の王国」
『ライモンダ』の「結婚の祝宴の場」
などなど
ガラ・コンサートなどで
主役二人だけで踊る場合は
グラン・パの作品でも
プログラムなどには
グラン・パ・ド・ドゥと
明記されている場合もあります
とっても例外で…
本来、パ・ド・ドゥは
物語の作品の中で主要な登場人物が
見せ場を披露するために踊られる形式です
しかし
特定の物語(ストーリー)を持たず
最初から独立したひとつの作品として
作られたパ・ド・ドゥもあります
『グラン・パ・クラシック』
『チャイコフスキーのパ・ド・ドゥ』
『タランテラ』
など
バレエの言葉をひとつ知るだけで
舞台の見え方が少し変わることがあります
これからも
踊る方にも
観るのが好きな方にも
楽しんでいただけるような
「バレエの言葉」をご紹介していきます
知ると、バレエがもっと面白くなる。
瀬間亜理砂バレエ教室では
全クラス、体験レッスンを受付しています
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「なぜ、このトレーニングをするの?」
「どこを意識すればいいの?」
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