瀬間亜理砂バレエ教室のブログ

①ご自分にあったバレエ教室の選び方 その1

 

 

こんにちは、新しいホームページが出来上がりましたので、これから『バレエのレッスン疑問点』ブログはこちらで書いていきたいと思います。

以前、アメブロで書いていたno.1~no.33*体幹*バーレッスンの流れ は順次お引越ししてきますので、まだ読んでいない方は楽しみにしていてくださいね。

 

ホームページも新しくなったこともあり、今回からテーマが変わります。

 

≪バレエを習い始める前に知っておきたいこと

 ①ご自分にあったバレエ教室の選び方 その1≫

バレエ教室って本当にたくさんありますね。

当バレエ教室もたくさんあるバレエ教室の中の一つです。

 

たくさんありすぎて、バレエを知らない方にとっては、何を基準に教室を選んだらよいのか迷ってしまうと思います。

お知り合いでバレエ経験者の方がいらっしゃれば色々相談にのってくださると思いますが、ご相談されるお知り合いがいないとか、他の人の意見も聞いてみたいという場合、ちょっと読んでみてください。

 

まずは、

*バレエを習うメリット

バレエを習うメリットは「綺麗な衣裳を着て踊る」だけではありません。

他にも様々なメリットがあります。

 

・姿勢が良くなる

人間は人それぞれお顔が違うように、骨格も筋肉の質も人それぞれ違います。

そして日々の身体の使い方の癖で姿勢が歪んでいってしまう方が多いです。

骨格が歪み、そのままで固まった筋肉が本来の機能を発揮できなくなってしまうため、必要な筋力も低下して正しい姿勢が維持できなくなってしまいます。

 

バレエは体幹でも骨に近い深層筋(インナーマッスル)を使って動きますので、骨格の歪みも本来の正しい場所に戻していくことができます。

 

体幹を使って身体の軸を強くしてくので、ゆらゆらしない、優雅な動きやポール・ド・ブラ(腕の動かし方)を覚えることで品の良い所作が身についたりします。

 

・スタイルが良くなる

バレエのレッスンは体幹の深層筋を鍛え強い軸を作り、表面の筋肉は柔らかく伸びやかに使います。

 

深層筋で骨格の並び方を本来の正しい場所に並べ、表面の筋肉で伸びやかに頭の先まで引き上げることができれば、姿勢も良くなり、脚も真っ直ぐになり、骨盤の位置も高くなりますので脚が長く見えるようになります。

 

ただし、深層筋を使えるようになるためには地道なトレーニングが必要となりますので、間違ったレッスンを続けていると、真逆の姿勢が悪くなり、膝も曲り、脚も本来の長さよりも短く見えてしまい、最悪怪我に繋がってしまいます。

 

・バランス感覚が良くなる

バレエのレッスンは、トレーニングやバーレッスンで身体の基礎作りをして、センターレッスンでつま先になったり、回転したりジャンプしたり、空間を使って動いていくレッスンをします。

 

空間を認識して、体幹でコントロールしながら踊るのでバランス感覚が良くなります。

バランス感覚が養われると、転びにくくなりますし、転んでも怪我をしにくくなります。

 

・集中力が養われる

踊りの順番を覚える、先生の注意をしっかり聞いて注意されたことを気を付けながらレッスンするため集中力が養われます。

ある脳科学者の方がTV番組の中で、頭が良くなる習い事でダンスを紹介されていたそうです。

ダンスは脳の瞬発力に大きく影響を与えるそうで、頭を切り替える力が強くなるそうです。

ダンスは音楽に合わせて動いたり止まったりしますね。スタートとストップが頻繁に繰り返されることが脳の瞬発力を鍛えてくれるため、勉強の方にも良い影響が出てくると思います。

 

・体力がつく

バレエをきちんとレッスンしていけば、バレエに必要な筋肉がついてきます。

 

そして、バレエでは下半身でリズムを刻み、上半身でメロディを奏でると言われています。

上半身が優雅に動いていても、下半身、骨盤から下はずっと使い続けている(たとえポーズで止まっていても、身体の中では下腹と足裏を働き続けている)ので、とても体力を使います。

 

バレエのレッスンを続けているうちに体力もつき、身体が強くなってきます。

 

・目標が達成されたときの充実感

レッスンで出来なかったことが出来るようになった時、発表会で綺麗な衣裳を着てメイクして照明を浴びてお客様の前で踊ることが出来た時、色々な場面でご自分が成長していることを実感でき、それまで努力してきた事を振り返って充実した達成感を味わうことが出来ます。

 

このようにバレエのレッスンでのメリットはとてもたくさんありますし、バレエだけのメリットというわけでは無く、人生においてのメリットといえるのではないでしょうか?

 

特にお子様はしっかりとした大人に育つために、バレエのレベルだけではなく、人間性にも大きく関わってくると思います。

 

*メリットがあればデメリットもあります

・上手になるまでに時間がかかる

一つの事を習得しようとするには大変時間がかかるものです。

1~2年レッスンをして、「うちの子はバレエに向いていないみたいですが・・・」とご相談されることがありますが、バレエは基礎をきちんと身体に覚え込ませ、心身の発達とともに花開いていく芸術です。

 

上手になったと言われるまで長い道のりが必要です。

 

・費用がかかる

習い事はどれも費用がかかります。どのような習い事でも入会金、月謝は必要です。

バレエは特に発表会にかかる費用が高いと思われる方が多いと思います。

 

発表会の費用の内訳は会場代、舞台製作費、舞台スタッフの人件費、演出・振付・指導料、衣裳代、バレエ用品やメイク代、などなど。

出演者の人数や会場の規模などによって価格は全然違います。

発表会にどのくらい費用が必要か事前に調べておくと良いと思います。

 

・お子様の場合保護者の方の時間的負担かかかる

お子様が一人で通っていける範囲のお教室でしたら良いのですが、保護者の方の送り迎えが必要な場所の場合、レッスンの回数を増やせばそれだけ送迎時間が増えますし、発表会前などはどこのお教室もリハーサル量が多くなりますので送迎時間や衣裳の手直しなど、通常のレッスンではかからない負担も生じます。

 

バレエのメリット、デメリットを踏まえて、バレエ教室を選んでいくことになるのですが、バレエを習う目的が、

 

・本格的にレッスンをしていく

・習い事の一つとして今後の人生に役立たせる

どちらを目的とするかで選ぶ教室も変わっていきます。

*本格的にレッスンしていく

・・・言葉通り、プロを目指していくということです。

しかし、この教室に入ったから絶対にプロになれると保証されたわけではありません。

バレエは地道な基礎レッスンや、トレーニングの反復練習によって身体をつくり上げていくので、本人の志と努力が伴わないとプロにはなれません。

 

そして、やはりプロとなるにはそれなりのスタイルも必要となりますので、身体的条件が良くなければ難しいです。

 

外国の大きなバレエ学校は一流のプロを育てる為のものですので、入学試験に骨格審査もありますし、近い親族で太っている人がいないかとか、年齢が上がっていってこの生徒はプロになるのは難しいと判断されれば退学ということにもなります。

これは意地悪ではなく、その生徒の将来を思って、バレエでプロになれなければ違うプロになることを考えなくてはいけません。

違う道に進むなら少しでも早い方が良いという考えからです。

 

バレエに限らず、プロになるということはそれだけシビアな世界です。

 

プロというのはバレエダンサーとしてお給料をもらえる人です。

日本の多くのバレエダンサーはバレエを踊ってお給料をいただいているのではなく、所属バレエ団の付属研究所などのクラスの指導をしてその指導料がお給料になっています。

日本でプロのバレエダンサーとしてやっていけるバレエ団はごくごく僅かです。

現在は、海外のバレエ団で活躍しているバレエダンサーも多くなりましたね。

 

そして、日本では公的なバレエ学校があるわけではないので、プロになる為には、有名なコンクールに出場したり、海外のバレエ学校に留学したりして実績を作っていかないと大変難しいです。

 

*習い事の一つとして今後の人生に役立たせる

多くの方はこちらの目的でバレエを習うと思います。

その中でも更に目標は分かれると思います。バレエのメリットでご紹介したことがここにあげられると思いますが、

・踊ることが大好き

・綺麗な衣裳を着て踊りたい

・姿勢が良くなりたい、スタイルが良くなりたい

・身体の使い方をきちんとマスターしたい

・・・などなど

 

大切なのは、目的に応じた教室選びですが、教室ごとに雰囲気や方針が異なりますので、「楽しい」「通いたい」「頑張っていける」と思う教室を選ぶことがポイントです。

 

現実には、立地条件、経済的なこともありますので、教室を決める前には色々な教室を見学したり、体験レッスンなど受講したり、直接先生とお話してみたりして比較して検討してください。

 

次回はバレエ教室の種類や選ぶポイント、バレエを習い始める年齢などお話したいと思います。

 

バーレッスンの流れ ⑬リンバリング、ストレッチ その2~バレエのレッスン疑問点no.32

こんにちは

愛知県名古屋市にある瀬間亜理砂バレエ教室です

 

バレエの基本中の基本なんだけど、基本すぎて今更人に聞けないような疑問って、結構お持ちなのではないでしょうか?

バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、もうバレエは随分習っている方にも、お悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

 

《バーレッスンの流れ ⑬リンバリング、ストレッチ その2》

前回は

リンバリングとストレッチの違いをお話し、

手で脚を持ってリンバリングする場合

を解説しました。

 

バーレッスンの流れ ⑬リンバリング、ストレッチ その1

(バレエのレッスン疑問点→no.31 リンバリング、ストレッチ その1)

 

今回は、

バーに脚を乗せてリンバリングする場合です。

 

バーに脚を乗せてリンバリングする場合も

勿論、体幹を使って行います。

 

バーに脚を乗せていなくても、

引き上げられた強い軸の上に

きちんと乗ったバランスで

脚が上がっている状態

・・・を確認しながら行ってください。

 

⑬リンバリング

バーに向かって真っ直ぐに立ち、

両手をバーの上に乗せ、

右足前の5番ポジション。

 

足裏のアーチ構造を使って

床を真っ直ぐ押して立ち、

内腿の一番上・体幹を使って

骨格アライメントに沿って

頭の先まで真っ直ぐ伸びます。

 

体幹を使って上半身を徹底的に引き上げ、

股関節に動く余裕を持たせ

可能な限りアンデオールします。

 

右足を横へデヴェロッペします。

 

横に伸ばし切ったところで、

バーの上に脚を乗せます。

 

この時、

骨盤が歪まないように注意します。

 

バーに乗せた脚は、

頑張って上げていなくても良くなるので、

前腿の力を抜き、

下腹をえぐり上げ上半身を引き上げ、

股関節の隙間を広げ、

しっかりとアン・デオールして

脚を股関節から抜き出すように

引き伸ばし続けることを意識します。

 

上げている脚の

ハムストリングス

(・・・坐骨の下から膝の後ろまでの腿の裏側の筋肉)

をストレッチしていることも意識して、

股関節の周りの筋肉を縮めて固まらないように注意します。

 

股関節の隙間を広げ、

しっかりアン・デオール

 ↑

これが出来ていないと、

バーに乗せた脚に骨盤がついていってしまい、

骨盤が歪み、片方のお尻が上がってしまいます。

 

骨盤が歪むということは、

骨格アライメントが崩れ、

身体中の関節や筋肉が

十分に機能を発揮できる状態ではなくなるので、

余分な部分に力が入り、

必要ではない筋肉が発達してしまい、

怪我に繋がってしまう場合もあります。

 

もう一つ大切なこと、

 

股関節のアン・デオールは

しっかりできていても、

バーに乗せた脚を

引き伸ばすことだけ頑張ってしまい、

軸足が上げた脚に

連れていかれた状態になってしまっても、

骨格アライメントが崩れてしまいます。

 

下腹をえぐり上げ、

足裏で床を押し、

頭の先までしっかりと引き上げ、

軸足の上に真っ直ぐに乗った

ONバランスでいられるように注意します。

 

更に下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

軸足をドゥミ・プリエします。

 

プリエすると、

見た目には下に下がっていくので、

床に向かって押したり、

のめり込んでしまう方を見かけますが、

意識を変えましょう!

 

指裏で床を押し、

足裏アーチから上に引き伸ばしていくイメージを持ってください。

 

プリエは膝を曲げるのではなく、

足裏と頭の先で、上下に

引き伸ばし続けているのを止めずに、

内腿を左右に引き伸ばすから、

膝が曲った状態になり

(自分で膝を曲げていく意識はしない)、

 

下腹で更に上へ引き上げるから、

膝が伸びた状態になる

(自分で膝を伸ばしていく意識はしない)。

 

更に下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

左手をバーから離しアン・ナヴァン

そのままアームス2番ポジションに動かし、

アロンジェを通りアン・オーに動かします。

 

もう一度、

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

バーに乗せた脚の方へ

カンブレしていきます。

左手はアン・オーに引き上げ続けています。

 

横に丸く曲がっていくのではなく、

骨盤から上の背骨の間隔を、

1つずつ引き離し、

両脇を横へ引き伸ばしていくイメージです。

 

更に遠くに

引き伸ばしていく意識を持ちながら、

真っ直ぐに戻っていきます。

 

左手はアン・オーのままで、

上体が真っ直ぐになったら、

アームス2番ポジションへ動かし、

アロンジェからアン・ナヴァンまで動かし、

バーの上に乗せます。

 

戻っていくと書きましたが、

カンブレする前より、

背が高くなったイメージが出来るようにします。

 

アン・オーから

アームス2番ポジションに動かすときも、

更に背が高くなるイメージを持つようにします。

 

続いて、

反対方向にも同様にカンブレします。

 

次は、バーに乗せている脚が、

前 になるように身体の向きを変えます。

 

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

軸足をルルベして、身体の向きを変えて、

ア・テールにおります。

 

大変難しく、

バーに上げた脚の骨盤が、

上げた脚に対して

真っ直ぐに向けるように意識してください。

 

本当に下腹で骨盤を引き上げて、

股関節を広げるように隙間を開けていかないと

出来ません。

 

前も注意しなくてはいけない事は

横と同様です。

 

カンブレは前と後ろになります。

 

最後に後ろです。

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして、

軸足をルルベして、身体の向きを変えて、

ア・テールにおります。

 

一度、横方向になったことを確認してから、

後ろ方向に向きを変えると良いでしょう。

 

バーに乗せている脚は、

いつも股関節を広げて

しっかりアン・デオールをし続けることをイメージしていてください。

 

カンブレは前と後ろになります。

 

後ろのカンブレは

後ろに反るイメージではなく、

上体を上に引き上げて、

胸を上に押し上げるイメージです。

 

無理すると腰を痛めますので、

身体の使い方を意識してカンブレしてください。

 

最後は

下腹をえぐり上げ、

足裏と頭の先で身体を引き伸ばして

後ろでバーに乗せている脚を

更にアン・デオールしてバーから離し、

下腹をえぐり上げ、骨盤を真っ直ぐに立て、

背中を頭の先に引き上げるようにして

真っ直ぐに立てることで

脚が床に触ったとイメージしながら動かし

5番ポジションにします。

 

リンバリングは体幹使って行いますが、

バレエでは床で行うストレッチも

実は体幹を使っていなければ、

身体に負担をかけてしまい、

怪我に繋がってしまいます。

 

次回、詳しく解説いたしますが・・・

開脚して横にストレッチをする時に、

横に上げた脚をバーに乗せて、

横にカンブレする時と

同じ意識を持ちながら、

ストレッチしてみてください。

 

次回はバーレッスンの最後に

床を使ってストレッチすることをお話します。