瀬間亜理砂バレエ教室のブログ

②レッスン料、体験レッスンについて

 

 

沢山あるバレエ教室・・・

バレエを習う目的に合わせてバレエ教室を選ぶわけですが、レッスン料の支払いかたが色々あって迷われる場合があるのではないでしょうか?

 

*入会してバレエ教室に所属するorオープンクラス

まず始めにどのような生徒になるかです。

お子様の場合(特に年齢の低い小学生や幼児)は、ほぼ100%入会してバレエ教室に所属します。

入会金を支払い、毎月月謝制でレッスンを受講します。カルチャーセンターやスポーツジムなどもそうですね。

(月謝制のお話はあとでもう少し詳しくお話しますが・・・)

 

大人の方や学生の方でもある程度のレベルに達した方の場合、オープンクラスでレッスンを受講できる教室もあります。

オープンクラスというのは、どなたでもレッスンできるクラスのこと、レッスンを受講したいときにレッスン料を支払って受講するのです。

 

基本的にオープンクラスは大人になってからバレエを始める方、子どもの頃バレエを習っていたが暫く休んでいて大人になってからバレエを再開される方など大人(大学生もかな・・・)の人が受講するクラスです。教室によってはレベル分けされていますが、ブランクのある経験者の方が初級クラスを受講されたりしていますが、ご本人の目的により好きなクラスを受講できます。

また、プロやセミプロの方のためにあるオープンクラスもありますので、オープンクラスならどのクラスも受講できるわけではありません。事前にどのようなレベルのクラスか確認されると良いでしょう。

 

*月謝制とチケット制、ビジター料金

次にレッスン料の支払いかたです。

お子様の場合はバレエ教室に所属していらっしゃいますので、入会金を支払い毎月月謝制で支払います。

 

月謝制というシステムは、月に一定額を支払って週に〇回、もしくは月〇回受講します。

1回ずつレッスン料を支払って受講するより割安に設定されているところが多いです。週1回の月謝より、週2回の月謝の方が更に割安に設定されていることもあります。

 

「1ヶ月〇回レッスンを受講しますのでよろしくお願いします」、と前月の月末か当月の月初めに支払うケースが多いです。今月何回レッスンするか先に決めるから割安でレッスンできるのです。航空券なども早くに申し込むから早割で安く購入できますよね。

 

お休みなどで月謝の支払う期日までに支払いできない場合は、その旨を教室の先生やカルチャーセンターでしたら事務の方にお話して事前にご相談されると良いでしょう。期日を過ぎてから「今月はお休みします」とか「今月は回数を少なくします」とかは受け付けてもらえません。航空券も搭乗日過ぎてから払い戻しはしてもらえませんよね。

 

月謝は受講する曜日などを指定する場合が多いですが、教室によっては、都合でレッスンを受講できない場合に振替ができなかったりします。
当教室の場合は、生徒の都合でお休みをした場合、当月中なら振替できるようにしています。

 

バレエは地道な反復練習によりレベルが上がっていきますので、コンスタントにレッスンを続けていくことが大切です。ですので子どもや学生の所属の生徒は月謝でレッスンを受講するのです。

 

チケット制というシステムは、〇枚綴り(カードに回数が記入されている場合もあります)のチケットをあらかじめ購入し、レッスン毎にチケットを渡してレッスンを受講します。

オープンクラスのレッスンに多いですが、所属の場合もチケットを併用している教室もあるようです。月謝と同様に1回ずつレッスン料を支払うより割安に設定されているところが多いです。

 

ただし、有効期限を設けているところもありますので、購入したチケットを使いきれるかどうかしっかり考えて購入してください。

月謝制もチケット制も事前にレッスン料を支払うことでお得にレッスンが受講できるようになっていますが、レッスンに通い続けるか迷っていたり、忙しくて先の予定が頻繁に変わってしまう方などはビジターという1回のレッスン料金を支払い受講します。体験レッスンもビジターに当てはまります。

 

*体験レッスンについて

バレエ教室を選ぶ最大のポイントは体験レッスンだと思います。体験レッスンまでの流れと注意点についてお話します。

1.体験レッスンしてみたいバレエ教室を選ぶ

2.体験レッスンを受講できる曜日と時間を調べる

3.その教室に尋ねる

・体験レッスンができるか、体験レッスンの料金

・体験レッスンの時の服装、持ち物

・体験レッスンに申し込む・・・受講する人の名前、年齢、連絡先(お子様の場合は保護者の名前と連絡先)

 

服装は『動きやすい服装で』と言われることが多いです。動きやすいといっても、動きやすければどんな服装でも良いわけではありません。

ダボダボの上着にダボダボのパンツやスカートではレッスンは出来ません。Tシャツとスパッツなど身体にある程度フィットする服が良いでしょう。生徒はレオタードにタイツでレッスンしています。レッスンしているうちに熱くなってきますので、冬でも薄着に脱げるように考えて選ぶと良いでしょう。

 

靴下も必要です。

バレエは踊っていて滑らないようにバレエマットを床に敷いている教室が多いです。裸足ですと、床に引っかかって怪我してしまう場合もありますし、足の脂が床につき床が滑りやすくなってしまいます。靴下を持参しましょう。

 

ヘアースタイルは、できる限りアップにまとめましょう。髪が短い場合はゴムで縛ったりヘアーバンドやヘアピンなどで押さえてバラバラにならないようにします。

バレエはまず、真っ直ぐ立つことが大切です。首筋がどれくらい伸びているかが姿勢に影響してきます。

 

4.体験レッスン当日

・レッスン時間より少し早めに到着し、体験レッスン受講者であることを伝え、手続きをして着替える

・体験レッスンを受講する

小さいお子様の場合、保護者の方から離れてレッスンの輪に入り楽しそうなら大丈夫です。最初からレッスンについていける人間はいません。レッスンを受けている時のお子様の表情や他の生徒さんの表情などを観察されるとお子様がその教室に合うかどうかが感じられると思います。

小さなお子様は2教室ほどの体験レッスンで決められるのが良いと思います。あまり沢山の教室のレッスンを受けるとお子様は混乱します。

大人の方やある程度大きい学生の方は色々体験レッスン受けるのも良いと思います。一度入会してレッスンを始めてしまうと変わっていくのも大変なことです。

・レッスンの前後に先生から教室の理念など考え方を聞く、

月謝などの料金、発表会の有無や参加条件と費用などもきちんと聞いておくことが必要です。発表会はあるが大人の方の参加は出来ないなどの場合もあります。お子様はレッスン着などが指定されている場合があります。

・レッスンが終わったら、即決しないで、家に帰ってもう一度よく考えて決めましょう。お子様の場合はご家族でよく話し合いましょう。

 

*補足・・・

お子様の場合、入会してその教室の所属になってレッスンを受講します。

どうしても教室の雰囲気に馴染めない、とか

家族の都合で今の教室には通えなくなる、とか

目的が変わったのでバレエ教室を変えたい・・・など、様々な理由でバレエ教室を変わるのは自由です。

 

ただし、同時に違う教室に通うことは、ほとんどがタブーとされていますので、もし見つかるとどの教室も受け入れてくれない事もあり得ます。

体験レッスンで「他の教室で習っているので初心者では無いです」とおっしゃる保護者の方には、私も

「今現在通っていらっしゃるお教室を退会してからいらしてくださいね」とはっきり申し上げます。

 

姉妹校や先生同士に繋がりがある場合は、どちらかに所属してどちらかはオープンクラスで受講など考慮される場合がありますので、所属の先生とよくご相談なさってください。勝手な行動は新しい教室の先生にも迷惑がかかる場合があります。

 

 

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